2015年1月4日日曜日

本当は怖い Kindle その3

収まりきらなかった。電子書籍のソフトウェア面で少し。

合本が嬉しい

データだけなら物理的な量は関係ないので、何巻もある小説などは完結後「合本」として売られたりもします。
手間は省けるし、少しお安くなっていることも多いので嬉しいです。
ただし「クリックするアイコンはひとつだけど、中のデータは多いんだよな」と思ってしまうので、開くのにちょっとだけ気合いが要ります。
でも重くないし場所もとらないので、紙の本よりははるかに読みやすいですね。

京極夏彦氏などは1冊でも分厚いですけど、Kindle なら少し読みやすい気分になります。
Kindle 化に積極的でいらっしゃるようなので嬉しいです。
それでなくても分厚い本を書く作家さんはざくざく Kindle にしてほしいですね。川上稔氏とか。

全10冊でも軽さは同じ。

すべてがFになる【S&Mシリーズ全10冊合本版】 S&M
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お安いので嬉しい

Kindle 版、紙版よりもお安いのが多いので嬉しいです。
新しいものは紙とあんまり変わらなかったり、コミックスは値引率異様に低いですが、ビジネス書なんかは紙版の半額くらいの価格で売ってたりします。
しかもビジネス書やライトノベルはセールになることが多いので、タイミング次第でやたらに安い。
Kindle は日替りセールだの月替りセールだのの他に突発的に多種多様なセールをやるので、これを上手く捕まえるとかなりお安くなります。
しかも1種類の割引を適用したら他は適用外、なんてことは言わずに割引を重ねてくれる。太っ腹です。
ビジネス書やライトノベルは Kindle で安く買えるという感覚になってしまったので、たまにリアルの書店に行くと「高い!」と驚いたりします。
もう「このタイトルの Kindle 化希望」のリンクをクリックしまくりです。

〈電子応援店限定版〉は要らない

富士見ファンタジア文庫だけなのか、他レーベルも追随するのかわかりませんが、最近の富士見ファンタジア文庫のタイトルには〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉というのがあります。
おまけのキャラデザインなどのデータがついていて、ちょっと高い。
それはいいんだけど、限定版以外の通常版が出ていなくて困る。
オマケデータ要らないんで、本文だけ安く欲しいのですが。
Kindle にすると安くされちゃうので客単価アップしたいのでしょうが、選択肢は欲しいです。データ増やすならともかく、削るなら簡単じゃない?
あと、そんなに豪華!な特典じゃないです。

甘城ブリリアントパーク5〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉 (富士見ファンタジア文庫)
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まだ続く。

続き。